[参加者]
■中道 裕一(システムエンジニア/2010年入社)
■橋本 健(システムエンジニア/2013年入社)
■山野木 誠(システムエンジニア/2014年入社)
オールスマートが旗揚げされる前、大手企業の開発プロジェクトで、ともに働いていた3名のエンジニア。山野木誠、中道裕一、橋本健。それぞれ入社年は異なるが、3名ともエンジニアとして腕を振るう場所として、オールスマートを選び、ふたたび仲間となった。そこで今回は3名の座談会を企画。オールスマートでしか味わえない、エンジニアにとっての魅力とはなにか、じっくりと語りあってもらった。
山野木 僕たち3人は、オールスマートに入社する前からの顔見知り。同じプロジェクトで一緒に仕事をしたこともある。今日は、そんな3人で、改めてオールスマートってどんな会社なのか、たっぷり語りあってくれという企画だね。
まずは、読者のみなさんへの自己紹介がてら、それぞれがいま、取り組んでいる仕事について話そうか。僕は、大手通信キャリアさんのWebサイトの開発プロジェクトに携わっている。いまは、挙動確認をしつつ、サーバにデータを移行するという、いわゆるリバースエンジニア的なポジションで働いている。
橋本 僕は、世界的な建設機械メーカーの仕事に取り組んでいる。油圧ショベルやブルドーザーといった建設機械が、いま、どこで、どのように使われているかをITで管理するシステム。その開発プロジェクトのなかで、僕はWebアプリのインターフェイスの開発を担当している。いまや建設機械もIoTの時代ですからね。
もっとも、中道さんは、さらに最先端な仕事じゃないですか。なにせいま、話題のドローンですもんね。
中道 うん。ベンチャー系の企業で、施設のメンテナンスに使われるドローンの開発に携わっている。たとえば、送電用の鉄塔のメンテナンス。破損はないか、錆びていないか、以前は人が鉄塔に登って調べていた。それを、ドローンを飛ばして調査しようと。僕は、ドローンによって撮影した画像を、鉄塔を管理する人たちが確認するためのWeb画面の開発などを担当。8人のチームの取りまとめ役も務めている。
山野木 みんな、それぞれの現場で、けっこう大事な役割をまかされているのは、オールスマートに入社したあと、エンジニアとして成長できたからという面もあるよね。次は、それぞれ、どんな動機でオールスマートへ入社したのか話していこうか。
3人のなかで、僕がいちばんオールスマートへのジョインが遅かったんだよね。2人も含めて、オールスマートのエンジニアたちが光ってみえたのが、ジョインした理由。「この人たちと一緒に働くのは、楽しいだろうな」って。とにかく楽しく仕事をしたかった。
中道 そうだね。SESの形態で働いていると、仕事自体はおもしろくても、人間関係で満足できないことも少なくない。派遣先の現場で、「単なる労働力」のような見られ方をして、チームのなかにとけこめない。そんな苦い経験もしているからね。僕も、そんな状況を変えたいと思っていた。そうしたらタイミングよく、社長の吉峰に誘われたんだ。当時、同じ現場で一緒に仕事をしていた吉峰に、「辞めたいと思っているんです」と相談したら、「じつは会社をつくろうと思っているんだ」って。「じゃあ、入れてください」と(笑)。そんないきさつだった。
橋本 僕も吉峰から誘われたクチ。創業からのメンバーである中道さんと違って、オールスマートができて3年目ぐらいだった。前職の上司と吉峰が知り合いだった関係で、食事に呼ばれて。「ところで、いつウチに来るの?」と、ごく自然な感じで誘われたんだよね(笑)。
山野木 けっこう長いつきあいになってきたけど、お互いのことをどう思っているか、話したことはないかな。
橋本 そうだね。照れくさいから(笑)。でも、せっかくの機会だから、話そうか。僕は「これについては山野木さん、この分野なら中道さんに聞こう」と、つねに2人のことを頼りにしている。あっ、でも、最初のころ、中道さんはとっつきにくい雰囲気があったな。そんなとき、システムのリリース前の準備で夜遅くまで一緒にいたら、お弁当と豚汁を買ってきてくれて、「なんて、やさしい人なんだ!」と思って。それからは気軽に話せるようになった(笑)。
中道 そんなことでか(笑)。橋本さんは、いるだけでその場が自然と明るくなるムードメーカー。ふだんは冗談ばかりいっているけど、仕事は手を抜かずにやる男。だから、僕はいつもプロジェクトチームを立ち上げるとき、メンバーに橋本さんを指名するんだ。でも、人気者だからなかなか来てくれない(笑)。
山野木 そうそう、橋本さんは体力もあって、まかされた仕事は絶対に終わらせる。タフだし、プロ意識が高いよね。一方で、そういう中道さんも仕事は完璧。プロジェクトに中道さんがいれば、なにかあったとき、なんとかしてくれると安心していられる。
橋本 そういう山野木さんは意外と理論派。僕なんか、「プログラムが動いているからいいじゃない」となりがちなんだけど、山野木さんは「どうしてそうなっているのか」をきちんと理屈として把握しないと気がすまない。
中道 そうそう。山野木さんが設計したものは細かいところにも気を配られているから、開発がスムーズに進む。それに、人に対しても細やかで、「中道さん、困っていることがあったら遠慮しないでいってね」って。人まかせにせずに、自ら汗をかく。まさに理想のリーダーだと思う。
山野木 照れるから、次の話題へ行こう(笑)。「オールスマートらしさ」「オールスマートならではのもの」ってなんだと思う?
橋本 とにかく熱い人が多い。表面的にはニコニコして冗談をいっていても、胸の奥にはエンジニアとしての情熱があって。お酒を飲んだとき、つい仕事の話になるよね。
中道 そうだね。みんなエンジニアとしてゆずれないもの、自分のポリシーをもっている。
橋本 だから、「こうつくるべきだ」「いや、こっちのほうがいい」と意見がぶつかりあうときもある。でも、それが楽しいし、それがあるからこそ、いいものをつくることができる。
山野木 システムが完成したとき、プロジェクトメンバー以外の人も集まってレビューする。いろいろな角度からアイデアをもらえるし、みんなから認めてもらえると、「よし、これでいけるぞ!」と自信をもつことができる。
橋本 それは、年齢とかキャリアに関係なく、オープンに意見をぶつけあえる風土があるからですよね。意見が違ってぶつかってもギスギスした感じにならない。
中道 それはあるね。僕も自分の手がけた仕事について、年下の橋本さんから「これ、違うんじゃないですか?」といわれてもカチンとこない。逆に、メンバーから声が上がってくるのがうれしいくらい。
橋本 僕が入ったときはすでにこういう風土がありましたよね。いつごろからこんな感じなんですかね。
中道 最初からだな(笑)。
山野木 結局、社長の吉峰がオープンな性格だからね。他人の意見を取り入れようとしている。だから、同じようなタイプの人が自然に集まり、それが大きくなっていまのカタチになったんだろうね。
山野木 どんな人がオールスマートに向いていると思う?
中道 みんなで「ああでもない」「こうでもない」とワイワイいいながら、ひとつのものをつくり上げていくのが好きな人がいいんじゃないですかね。
橋本 そういうと、口下手なタイプはNGみたいだけど、そうでもない。黙々と自分の仕事を追求していくタイプの人でもOK。実力をフェアに認める風土があるから、やりがいがあると思う。
それと、経験豊富な人はもちろん大歓迎だけど、浅めの人でも大丈夫。実際、僕自身、オールスマートに来てからおぼえたことがたくさんある。それができるのは、オープンな社風のおかげで、わからないことはわかる人に聞けるから。
山野木 そうだね。なにかわからないことがあったら遠慮なく聞いてほしいよね。僕の目標は、新しく入って来る人たちから、「山野木さんと仕事がしたい」「山野木さんみたいになりたい」と思ってもらうこと。そのために、もっと人間性を磨いていきたい。
橋本 さすが、山野木さん、いいこという! 僕の目標は、「オールスマートといえばこれだ!」といってもらえる自社サービスをつくり上げること。もうすぐリリースされる自社サービスの開発では、僕もメンバーのひとりだからね。
中道 僕は、お客さまへの提案の段階から関わり、プロジェクトをゼロから立ち上げたい。これまでは吉峰をはじめ、幹部たちが引き受けてくれていたことをまかされるようになりたい。どんな仕事でも、全力で挑んだあとには必ず達成感があるもの。だから、いろいろなことに挑戦して、いろいろな達成感を味わいたい。挑戦しないのはもったいないし、挑戦できるのがオールスマートという会社だからね。
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